2月17日 (偶然!)水瓶座の新月に、美容界のパイオニア!美容家の小林照子先生にお会いする機会をいただきました!
小林照子先生ってどんな方?
1935年生まれ。美容研究家・メイクアップアーティスト。
戦中から戦後にかけ、生みの親、育ての親、義理の親ら5人の親に育てられるという少女時代を経て、上京。保険外交員の仕事をしながら、美容学校に通う日々を送る。
その後、化粧品会社コーセーにおいて35年以上にわたり美容について研究し、その人らしさを生かした「ナチュラルメイク」を創出。時代をリードする数多くのヒット商品を生み出し、一世を風靡する。また、メイクアップアーティストとして、広告・ショー・テレビ・舞台など、女優から一般の女性まで何万人ものイメージづくりを手がけ、どんな人でもきれいに明るくすることから「魔法の手」を持つ女と評される。91年、コーセー取締役・総合美容研究所所長を退任後、56歳で会社を創業、美・ファイン研究所を設立する。独自の理論で開発した「ハッピーメイク」はマスコミの話題となり、94年、59歳のときに、[フロムハンド]小林照子メイクアップアカデミー(現[フロムハンド]メイクアップアカデミー)を開校。以来、校長として数多くのメイクアップアーティストやインストラクターを世に送り出す。
2010年、75歳のときに、高校卒業資格とビューティの専門技術・知識の両方を取得できる新しい形の教育機関、青山ビューティ学院高等部を本格スタート(現在、東京校と京都校がある)。多感な高校生たちの教育に情熱を傾け、若者の夢と情熱を応援しながら、未来の担い手である人材の育成を行っている。
82歳を迎えたいまなお、スケジュール帳には余白がないほど予定を詰め込み、あらゆるビューティビジネスに向けてのプランニング、コンサルティング、社員研修に携わるほか、ボランティア活動も積極的に行っている。近年では特に「医療」と「美容」の関係に注目した活動を行っており、「医・美・心研究会」では代表世話人として、メイクセラピスト養成講座を開講。医療・美容・心理学を習得した100名を超えるメイクセラピストを送り出している。著書多数。(amazonより)
お誘い下さったのは、照子先生の書籍を始めサンマーク出版の敏腕編集長であの世界のタカトモさんの依頼で今PRされている、もうかれこれ出会った2年以上前から仲良くして(いや可愛がってもらっている)、私のお姉ちゃん株式会社LITAのいくのさん。

こんな感じで和気藹々と照子先生に、なんでも根掘り葉掘り聞いてみよう〜!という感じだったのだけど、私。照子先生が開口早々で、涙腺崩壊・・・笑

仕事柄なのか感受性が強く、照子先生の存在感だけで神々しい温かいものをグワっと感じてしまい、トップバッターで涙溢れてしまいました。笑
照子先生のお孫さんがおそらく私と同い年で。そして私も美容の仕事。”フロムハンド”、手から人を癒す仕事をしている身として。こんな大先輩にお話しを聞いていただけるなんて。この日は私にとって人生の節目の日になりました。この書籍を出して下さったサンマーク出版のタカトモさんには感謝で一杯です。

このブログでは私が真剣に本気で悩んでいることに対して、下さった照子先生のアドバイスをシェアしようと思います。
この記事はこんな人のために書きました!
- 働きながら小さい子供を育てている方
- 仕事にもっと挑戦してもっと上昇したい意欲が半端ないが現実、子供や家庭との両立がうまくいかない方
- 子育ても自分のビジネスライフも両方諦めたくない方、先延ばしにせず”いま”200%取り組みたい方
先生の本には、こうあります。30代は”欲張りなさい”
と。
まさに、私はエネルギー溢れまくっていて、欲張りたくて仕方ありません。
10ヶ月の子供がいますが、彼とこんな風に過ごしたい!いっぱい一緒にいたい!のこだわりが沢山あり(多分最初の子だから?)
一方で挑戦したい仕事もある。チャンスを逃したくないし、仕事も妥協せず全力で挑みたい。
しかしなかなかスッキリしないのです。
西へ東へ日本中を走り回る生活で、両親に泊りで預ける日も頻繁。母とはこれで大喧嘩。
まだ0歳なのに、これってどうなんだ・・。と思ったり。別れ際に寂しくて涙したり。完全に自分の中で軸がグラグラ。
仕事もある。子供にも恵まれ。家族もいる。何に不満があるの?贅沢かっと自問自答し自分が嫌になったり。
そんな中、照子先生の本にはこうも書いてありました。
”足るを知る”
あぁまさに、私に足りていないことだなと思いました。
とはいえ、この謎のモヤモヤは消えません。悶々期から抜け出せないのです。

そして照子先生はこうアドバイスをくださいました。(私のフィルターを通してますので一語一句そのままのセルフではございません事ご了承ください。)
3歳までは子供との触れ合いは大切。 ぎゅーっと抱きしめてあげる事が大切。 一緒にいる時間も。 ポイントは、仕事の取捨選択ね。 売り上げや、お金のための仕事はしない事。 でも、タダでもその仕事やりたい! いまチャンスだ! これはどうしても私の成長のために絶対なるから挑戦したい! そう確信するものだけをする事。 その間は、預けることになっても、振り切る。 その代わり、できる限り子供と一緒の時間を作ること。 部屋が散らかっていても、洗濯たたんでいないままでも”別に死ぬわけじゃない”。 離れている間仕事を100パーセントしたら、あとは子供と濃い時間を過ごすこと。 長い時間でなくてもいい、濃い時間を。

全ての視点に”これはやらないと死ぬか?死ぬわけじゃないか?”でするか決めるという、家事もこなすワーキングマザーへの指針。
「小さいのは今だけなんだから仕事はセーブしたほうがいいんじゃない」という世間の常識に「わかるけど、待てない。」という上昇志向強い女性へ、「やりたいことは諦めなくても良いのよ、頑張りなさい。」というエール。
同じ言葉でも他の方だったら、何も思わなかったでしょう。
照子先生だったから、こんなにも腑に落ち、こんなにも霧が晴れ、こんなにも心震えたのだと思います。
80年以上の人生を歩まれ、ワーキングマザーとしても何十年も歩まれ、そしていまは若者たちを沢山育成されている。そして何より美容の大先輩であるからこそ。そんなお方だからこそ、響きました。
最後に私の照子先生の大好きな言葉をシェアします。
10代は考えなさい。
20代は出会いなさい。
30代は欲張りなさい。
40代は自分を褒めなさい。
50代は挑戦しなさい。
60代は美しく生きなさい。
70代は毎日を楽しみなさい。
80代は許しなさい。
90代は慈しみなさい。
100歳になったら世の光になりなさい。
人生100年時代、こんな風に生きたいな。
先生の書籍 これはしない、あれはする はこちら!
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